小学校受験をしようと思った理由
子ども①にも小学校入学のタイミングで公立小学校と私立小学校どちらがいいかを選択してもらいました。
遠くに通うのは大変だから近くの小学校がいい。
子ども①は地元小学校を選択しましたが、子ども②は
ここの小学校に通いたい!
といくつか行ったオープンキャンパスで行きたい小学校を選びました。
子どもが自分から「〇〇小学校に行きたい!」ということはほぼないでしょう。
選択できるように選択肢を与える意味で通える範囲の小学校のオープンキャンパスに行くことがおすすめです。
それから、どうする?と聞いてあげると子どもも選択肢が広がり選びやすいですよ。
とはいえ、ただ試験を受ければ受かるというものでもありません。
そこで私は「小学校受験」について詳しく調べていきました。
小学校受験の対策はいつから?
小学校にもよりますが私の地域ではだいたいの小学校が9月の初めから遅くても12月には私立小学校の受験が終わります。
国立小学校を受験する場合は年明けて年長の1月以降になりますが、かなりレベルが高いので国立を受験する方は2歳くらいから受験専門の塾に通っていることが多いんです。
私立小学校受験の対策
私立小学校に関してはクラスが早ければ年中の10月頃から正課クラスが始まります。
だいたい、その年度の年長さんの受験日が終わってひと段落したころからと考えるといいでしょう。
ただ、うちは行くと決めたのが10月頃だったので年明けの1月からスタートすることになりました。
その時点で2か月ほど他の子どもたちと差があるので心配でしたが、塾の先生に「遅いということはありません。早い子たちと言えば2歳からもう通っているから今の2か月の差はそんなに大きく開きません」と言われ、
そもそも子ぱんだ②はスタートが年中の1月。
他と比べる必要ない!
と割り切って勉強を始めました。
それに、大切なのは他の子との差ではなく受験する小学校の試験問題に対応できるかどうかなんです。
小学校受験に必要なこと
小学校受験で行われる試験には、
- 筆記試験(ペーパー試験)
- 体操(行動観察)
- 生活習慣
- 絵画
- 面接(親子、個人)
があります!
たった5歳や6歳の子どもがこんなに出来るの?と不安を感じそうな量ですが、一つずつ見ていくと普段から気を付けておけば結構出来るようになっているようなことが多いんですよ。
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本で受験ノウハウを調べるのも良いでしょう。
願書の書き方や自己PRの書き方なんかもすごく大切になってきます。
筆記対策
これが、一番の難題かもしれませんね。
筆記対策は親が気を付けて取り組ませてあげないと日常生活で出来るような内容とはちょっと違います。
例えばこんな問題。
こういう問題を日常的に目にすることはあまりないでしょう。
小学校受験ではこういった置き換えや、線繋ぎ、数の認識について問われる問題が出されることがよくあります。
こういう内容を小学校受験専門の塾では週1~2回ほど1~2時間教えてくれるのでそこに通うことが小学校受験に合格するには一番やりやすい方法ですね。
とはいえ、毎週1日や2日通わせる時間がないとか専門の塾は月謝も非常に高く経済的になかなかという家庭もあると思います。
さきほど紹介した「ちびむすドリル」などの無料プリント学習もありますが、親御さん自身が小学校受験を初めて経験するという場合、プリント問題だけがたくさん手元にあっても、「どうやって教えたらいいんだろう」といった疑問にぶつかることも。
体操(行動観察)
サーキット運動と言われる体を動かした試験ですが、基本的な行動に加えて集団の中での子どもの様子、試験官が出す指示に対しての子どもの動きについてをみられています。
これは、行動観察の内容を調べると家の中や近くの公園でも練習することは可能ですが、集団の中の自分という練習をするには塾のような集団授業に参加したほうが良いでしょう。
とはいえ、毎月の月謝のことを考えると大変なこともあるので春休みや夏休みに開催される各塾の春季講習など特別講習だけを短期間で受講するという手もあります。
生活習慣
小学校によっては、お昼ご飯を食べるところもありますがその時には親御さんの作るお弁当の中身で栄養に気を付けているか、なんでも食べられるかといったことや食べ終わった後お弁当を包むナフキンで元通り包めるかというようなことをみられます。
その他には例えば
- エプロンをちょうちょ結びが出来る
- ポロシャツをハンガーにかけることができる
と言った学校生活で必ず行われることをみられることが多いようですね。
常日頃から自分のことは自分でやるように、靴を玄関で揃える、食事の時に正しいマナーを心掛けることが大切ですね。
面接(個人・親子)
最後に、ほとんどの小学校で行われるのが面接試験です。
これは子どもだけ、親子、どちらも行う小学校と受験校によって異なるので自分の志望校がどういう試験を行っているかを調べてその対策をしっかりします。
塾でも志望校に合わせて練習をしてくれますが、本番でしっかりと受け答えをするには家での復習が必須ですね。
面接や口頭試問の内容のテキストもあります。
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参考にしながら何度も練習すると本番も緊張せず受け答えが出来るはず!
塾はどのくらい?
子ぱんだの塾は1月から7月まで週1回1時間30分のクラス。
それが終わると各小学校別の講習、苦手な分野の講習とに分けて夏休み期間に開催される講習に参加します。
苦手な分野は「絵画」が苦手だったのでそれを別で受講しました。
試験前は1日1枚課題画を描くようにしていましたよ。
追加学習は必要?
塾を2つ掛け持ちしている子もいましたが、子ぱんだはそこまではしませんでした。
その代わり、幼稚園から帰ってからだいたい4月から7月まで1日2時間くらい休憩をはさみながら塾の課題を繰り返し学習。
7月以降から試験直前まではストレスになりすぎてもいけないので1時間くらいの勉強時間くらいに減らしました。
課題は、追加で通信教育を受講したりすることをせず通っている塾の練習課題を先にコピーをして何回も繰り返し解いていくようにしました!
コピー機を買おうかと思ったほどコピーに通いましたよ。
ダイソーのコピーが1枚5円なので助かりました!
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ネットでも小学校受験の問題集は買うことが出来ます。
私はしょうがく社のものを買いました。
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それぞれの分野で問題集が作られていて大きめの問題集なので子どもが解きやすそうでした。
種類も多かったのとりあえず基本のものを一通り購入し、コピーしてこれも何回か苦手なところを集中して勉強しましたよ。
まとめ
今回は小学校受験に初めて挑戦する方に向けて小学校受験について紹介していきました。
- 小学校受験をさせたいと思ったらオープンキャンパスで子どものモチベーションをあげる
- 小学校受験の対策は年中の秋から
- 小学校受験では筆記試験、行動観察、絵画、面接があるところが多い
- 塾と自宅学習が重要
また、次の機会では小学校受験の際に用意したものや受験用の服などについて紹介していけたらと思います。
最後まで見てくれてありがとう~
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